イチロー、城島とも無安打 マ軍敗れる

[ 2008年4月5日 11:57 ]

オリオールズ戦の7回、2ランを放ち生還するモーラ(6)の横でうなだれるマリナーズの城島

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は4日、ボルティモアで行われたオリオールズ戦に「1番・中堅」で出場し、4打数無安打。内容は二飛、中飛、遊飛、遊直。

 城島健司捕手は「8番」で4打数無安打。内容は中飛、左飛、三ゴロ、左飛。マリナーズは4―7で敗れた。

 ≪早い仕掛けで凡退≫マリナーズのイチローは早いカウントから仕掛けて4打席凡退した。特に1打席目は初球、3打席目は3ボールからのスイングだ。すべての打席でわずかにバットのしん外す内容だった。
 試合後は淡々としていた。打ち損じについて問われると「そんな感じですね」とひと言。ただ悔しそうな表情や考え込む様子もなかった。振る舞いだけは大当たりした日とほとんど変わらない。
 ≪6回の失点を悔やむ≫マリナーズの城島はR・ヘルナンデスに喫した6回のソロ本塁打を悔やんだ。「(ヘルナンデスは)内角が振れていないということだったけど(2番手投手が)初登板だったことを考えると外でもよかった」。味方投手が実戦になじんでいないことを、計算に入れていなかったことが反省材料のようだ。
 決勝打はその前の5回、ミラーに浴びた左ポール際への一発だが、先発ワシュバーンの不安定さを考えれば3失点で上出来だった。城島は「2回で60球ちょっと投げていて、よくあそこまでいけた」と話した。(共同)

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2008年4月5日のニュース