寺原 8回1失点で開幕KOの雪辱

[ 2008年4月5日 06:00 ]

<広島・横浜>広島打線相手に力投する寺原

 【横浜2―1広島】悔しさをマウンドでエネルギーに変えた。横浜の寺原が8回7安打1失点で今季初勝利。「ホッとしている。開幕戦で申し訳ない投球をしたので勝ちたかった」。試合後は安どの表情で、左翼席の横浜ファンに手を振った。

 回を追うごとに凄みが増した。4回はクリーンアップを3者三振。気迫が前面に出たのは、2点を勝ち越した直後の8回だ。3連打で1点を失い、なおも2死一、二塁のピンチを迎えたが、昨季14打数6安打(打率・429)と打ち込まれた4番・栗原を空振り三振。最後の105球目は、この日最速152キロを記録した。プロ入り初の先発マスクとなった同級生・斉藤俊の強気のリードに最高の球で応えた。
 3月28日の開幕・阪神戦(京セラドーム)は右手がしびれるアクシデントに見舞われ、4回3失点で降板。「悔しいし情けない」と試合後は知人らから届いた励ましのメールに返信できないほどだった。大矢監督は「味方が点を取るまで、よく辛抱して投げてくれた」と称えたが、寺原に会心の笑顔はない。「チームに迷惑を掛けたし、取り返さないと」。リベンジは始まったばかりだ。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2008年4月5日のニュース