東 初賞金シード前進!自己最高3位「諦めないで良かった」

[ 2017年9月11日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 日本女子プロ選手権コミカミノルタ杯最終日 ( 2017年9月10日    岩手県八幡平市 安比高原ゴルフクラブ=6640ヤード、パー71 )

<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日>6番、ティーショットを打つ東浩子
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 首位から出た東浩子(25=加賀電子)は3バーディー、4ボギーの72で回り、通算2アンダーで日本勢最高位の3位だった。プロ6年目で自身最高位で4日間を終え、初の賞金シード獲得に大きく近づいた。優勝は通算5アンダーの李(イ)知姫(チヒ)(38=韓国)。08年日本女子オープン以来のメジャー2勝目で、通算22勝目となる。

 4日間の戦いを終えた東はホッとした様子だった。後半12番から3連続ボギーで失速。「気持ちが切れかけていた」と振り返ったが何とか奮起し15、17番で5メートル、7メートルをねじ込んでバーディーを奪い3位に入った。「(17番は)気持ちがボールに伝わってくれた。諦めないで良かった」と笑みを浮かべた。

 過去5年の賞金ランキング最高は16年の54位。周囲からは「実力はあるのに自分で自分を苦しめている」と言われ続けたが初のシード獲得へ向けて同ランキングを66位から36位に上げた。「自分に自信がなかったし、ずっと瀬戸際だった」と目には涙を浮かべた東は「3位はベストフィニッシュ。これからのゴルフ人生に凄く自信になった」と言葉をかみしめた。

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2017年9月11日のニュース