高山、準決勝の悔しさ晴らし3位「負けた経験生かせた」

[ 2017年9月11日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ISPSハンダ・マッチプレー選手権最終日 3位決定戦 ( 2017年9月10日    千葉県市原市 浜野ゴルフクラブ=7217ヤード、パー72 )

<ISPSハンダ・マッチプレー選手権最終日>5番ティーショットを放つ高山忠洋
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 高山がエキストラホールで惜しくも敗れた準決勝の悔しさを晴らした。「相手を早く諦めさせたかった」と前半で3アップとし、10番で落とすも続く11番ですぐに取り返した。結局、3ホールを残して決着をつけ「入れられたら入れ返す。昨日負けた経験を生かせました」と喜んだ。

 過去のマッチプレーではツアー外のネスレ選手権を含めて4連敗。これまで勝った記憶がなかったというが、今大会は初戦からの出場で6勝1敗。勝ち方だけでなく「マッチプレーはショットが良いだけでは勝てない。一戦一戦が食うか食われるか」の教訓も得た。

 3位でも通常の優勝賞金に近い1400万円を獲得。今季の獲得賞金額を約2600万円とし、賞金ランクを38位から22位まで上げ、13年連続のシードも確実にした。今後も持病の腰痛と闘いながらのツアー出場となるが「後半の優勝争いに必ず生きてくる」と11年以来、6年ぶりの優勝を狙う準備はできた。

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2017年9月11日のニュース