完勝青学大、2区一色「3冠目指す」6区小野田「楽しんで行こうと」

[ 2016年1月3日 15:59 ]

アンカーの渡辺を迎え歓喜の神野(中央)ら青学大メンバー

 第92回東京箱根間往復大学駅伝復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに20校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが参加して行われ、往路優勝の青学大が復路も制し、10時間53分26秒で2年連続の総合優勝を果たした。

 レース後のコメントは以下の通り。

 ▼1区・久保田和真(4年) レースがハイペースだったが、ちょっと速くすれば他の選手は離れるかなと思って勢い良く走った。チームを優勝させたいと思って入学したので2回優勝できて良かった。ケガばかりしていたが、それでも信じてくれた監督に感謝したい。

 ▼2区・一色恭志(3年) 久保田さんがトップで来てくれたので、何としてでも1位をキープして3区に渡そうと決めて走った。区間タイムでは3位で、まだまだだなと痛感した。来年も駅伝3冠目指して頑張りたい。

 ▼3区・秋山雄飛(3年) 2年間ずっと走りたかったけど走れなかった夢舞台。けさ起きて、箱根走ったんだなあとやっと実感できた。

 ▼4区・田村和希(2年) タイムは遅かったが後続を離すことができたので、チームに貢献できたかなと思う。来年は同級生と力をつけて、一色さんら先輩を超えられるような存在になりたい。

 ▼5区・神野大地(4年) 昨年は終わってみたら勝ったなって感じだったが、今年はチーム全員で本気で狙いにいって勝つことができたので、昨年以上の喜びを感じている。

 ▼6区・小野田勇次(1年) 監督から「小野田が決めてくれた」と言われたが、そんなこと言われると思ってなかったのでうれしい。スタート地点では神野さんがそばにいて声を掛けてくれていたので、緊張することなく楽しんで行こうと思った。往路も復路も青学大の先輩は強いので、自分が変な走りをしても勝ってくれるだろうなと思っていた。

 ▼7区・小椋裕介(4年) 4年連続の7区で、1年目と比べたら自分が勝負できる区間になった。4年間でしっかりと成長できたと思う。いつもは7区途中は仲間の応援がないところだが、神野や久保田たちが応援しにきてくれた。それが力になった。
 
 ▼8区・下田裕太(2年) 先輩たちが差を広げてきてくれたのでリラックスして走ることができた。区間新を狙いたかったが、気温が高かったので、自分も後続との差を広げることを意識して走った。

 ▼10区・渡辺利典(4年) 絶対にたすきをつなぐ、ここで終わらすわけにはいかないという使命感で走った。沿道の方々の応援もずっと続いて最高のフィニッシュだった。

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