【箱根駅伝7区】青学大リードは4分52秒に 小椋2年連続区間賞

[ 2016年1月3日 10:16 ]

第92回箱根駅伝復路

(1月3日)
 青学大は4年連続で7区を任された小椋裕介(4年)が終盤で苦しい表情を見せながらも1時間3分8秒の好タイムで駆け抜け、トップを守って8区の下田裕太(2年)にリレーした。昨年の記録、1時間2分40秒には及ばなかったものの、2年連続で区間賞を獲得。6区の1年生・小野田勇次(1年)の走りに刺激を受けたといい、「負けていられないと思った」と笑顔で振り返った。

 青学大と2位東洋大との差は4分14秒から4分52秒に。2年連続の総合優勝、そして1977年の第53回大会の日体大以来39年ぶりとなる全区間1位通過での“完全優勝”へさらに前進した。

 東洋大は桜岡駿(3年)が1時間3分46秒で、首位との差を縮められず。駒大が3位早大が4位をキープし、順大は5位に順位を上げた。

 20位に後退した上武大は、1年生の田中佑弥が終盤で苦しそうな表情で右胸を押さえ始め、残り1キロを切るとフラフラと前のめりになる場面も。下りに入ると気力を取り戻して力走を続けたが、平塚中継所で無念の繰り上げスタートとなった。

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2016年1月3日のニュース