青学大・原監督「ハッピー指数300%」 1年生快走の6区でV確信

[ 2016年1月3日 14:55 ]

<箱根駅伝復路>報道陣の前でおどけてガッツポーズをする青学大・原監督(手前)と笑顔で見つめる選手たち

第92回箱根駅伝

 「ハッピー大作戦」をテーマに掲げた青学大・原晋監督(48)は、見事にチームを2年連続の総合優勝へと導いた。優勝インタビューでは「ハッピーですか?」と聞かれ、「ハッピー指数300パーセントに上がりましたね」と笑顔で答えた。

 前日の往路に続き、復路でも一度もトップを譲らず“完全優勝”。「6区を走った1年生の小野田が120パーセントの出来だった。本当に素晴らしい快走だった。あそこで優勝を確信した」と、6区で山を下った小野田勇次(1年)を絶賛した。

 昨年の初優勝で一躍注目の存在となった青学大。原監督は「前期は楽勝という感じだったが、後期に入り、知らず知らずのうちに選手、監督の私自身もプレッシャーを感じていた」と、この1年を振り返る。そうした中、11月の全日本大学駅伝で2位。「あの負けが逆にチームの成長につながった」と語った。

 来年の箱根では3連覇が期待される。今後のチーム作りについて「ただ箱根駅伝の距離を走るだけの練習ではなく、スピード強化、距離強化、両輪でチーム育成をしていきたい」と語った。

続きを表示

2016年1月3日のニュース