キプサング4分台で優勝 ケイタニーは歴代3位でV

[ 2012年4月22日 20:20 ]

ロンドン・マラソンの女子で優勝したメアリー・ケイタニー

 ロンドン・マラソンは22日、ロンドンの市街コースで行われ、男子は世界歴代2位の記録を持つ30歳のウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間4分44秒で初優勝した。

 2位にマーティン・レル(ケニア)が2時間6分51秒で入り、北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)が3位。世界記録保持者のパトリック・マカウ(ケニア)は序盤で大きく遅れ、脚のけがのため途中棄権した。

 女子はメアリー・ケイタニー(ケニア)が世界歴代3位の2時間18分37秒で2連覇した。昨年の世界選手権を制したエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間19分50秒で2位に入った。

 車いすの部は女子で土田和歌子(サノフィ・アベンティス)が2位、男子の副島正純(シーズアスリート)は4位だった。

 ▼ウィルソン・キプサングの話 力を出しきって疲れているが、本当に幸せな気分だ。世界記録に届かなかったのは少し残念だが、レースに勝つことが重要だった。

 ▼メアリー・ケイタニーの話 走りには満足している。タイムもまずまず。今週ロンドンは天気が良くなかったが、今朝の日差しを見て私には走りやすい天気になると分かった。(共同)

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2012年4月22日のニュース