トヨタ自動車が5季ぶりV

[ 2012年4月22日 19:10 ]

優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶ正中(中央)らトヨタ自動車の選手

 バスケットボール男子、日本リーグのプレーオフ決勝(5回戦制)は22日、東京・代々木第二体育館で第4戦を行い、トヨタ自動車(レギュラーシーズン2位)が83―64でアイシン(同1位)に圧勝し、3勝1敗で全日本総合選手権との2冠に輝いた。トヨタ自動車の優勝は前身のスーパーリーグを含め5シーズンぶり4度目。

 トヨタ自動車は35―32で迎えた第3クオーターにリッチーらの活躍でリードを9点に広げると、第4クオーターも熊谷らがシュートを確実に決めて突き放した。両チーム最多の20得点のリッチーがプレーオフ最優秀選手に選ばれた。

 ▼豊田章男・トヨタ自動車社長の話 最後まで粘り強く試合を展開し、2冠を見事に果たしてくれた。この最高の感動と勇気を力に、もっといいクルマづくりにつなげていきたい。

 ▼ベック・トヨタ自動車監督の話 序盤こそアイシンにペースを握られたが、我慢すれば波が来ると信じていた。岡田や熊谷が相手のポイントガードにプレッシャーをかけて崩してくれた。

 ▼鈴木貴美一・アイシン監督の話 われわれは試合の中で波があるが、トヨタ自動車はずっと落ちない。優勝するために第1戦から飛ばしたが、長引いたら不利と思っていた。また出直します。

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