来れ、早大相撲部へ!名門復活へデーモン閣下も応援

[ 2012年4月22日 16:44 ]

早稲田大相撲部の大会後、参加した学生らと記念写真に納まるデーモン閣下(中央)

 部員不足に悩む早稲田大相撲部は22日、相撲の楽しさを知ってもらおうと、一般学生が参加する大会を開いた。早大OBで好角家として知られるデーモン閣下が応援に駆け付け熱戦が繰り広げられた。

 早大は50年以上前に学生横綱を輩出したほか、大相撲の関取も生んだ名門。ところが現在の部員は3人で、団体戦のために柔道部員らに助っ人を頼む事態に陥っている。

 この日の大会に出場したのは1~4年の8人で、体重50キロ台の学生も。四股やすり足の練習はぎこちなかったが、試合は白熱してがっぷり四つに組んだ激しい取組になった。閣下から「もっと前へ」と厳しい声が飛び、上手投げやうっちゃりなど大技が続出した。

 ホームページの開催告知を見て出場した商学部1年佐々木貴義さん(18)は「相撲の動きは奥深く、まわし一つでの勝負はかっこいい」と入部に前向きで、部員はさっそく勧誘に着手。

 部の特別参与でもある閣下は「伝統の相撲部が危機にひんしている。学生諸君、今こそ君たちの出番だ」と呼び掛けた。

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