日本 07年以来の1部復帰!森田ストレート勝ちで決めた

[ 2012年4月22日 15:24 ]

シングルスでタマリン・ヘンドラーを破り喜ぶ森田あゆみ

 テニスの女子国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ(WG)入れ替え戦の日本―ベルギー最終日は22日、東京・有明コロシアムで行われ、前日2連勝の日本は最初のシングルスで森田あゆみ(キヤノン)が3勝目を挙げて勝負を決め、4勝1敗で2007年以来となる世界上位8チームの1部復帰を果たした。

 世界ランキング83位の森田は世界203位のタマリン・ヘンドラーに7―5、6―2で勝った。もう1試合のシングルスで奈良くるみ(大産大)がアリソン・バンアーツバンクに6―7、0―6で敗れたが、ダブルスでクルム伊達公子(エステティックTBC)藤原里華(北日本物産)組がストレート勝ちした。

 ▼村上武資・日本監督の話 代表として素晴らしいプレーをしてくれた。結果を出せて、うれしく思う。また、日本の強さを見せられるように努力したい。

 ▼森田あゆみの話 復帰して本当にうれしい。勝ちたい気持ちが強かった。何としても(1部に)戻りたかった。ほっとしている。

 ▼クルム伊達公子の話 みんなが同じ思いで戦えて結果に表れた。来年の自分のことは分からないが、強い日本女子テニス界になってほしい。

 ▼藤原里華の話 うれしい気持ちだが、ワールドグループ(1部)では厳しい戦いになる。心技体を磨いていかないと勝てないので頑張りたい。

 ▼奈良くるみの話 いい形で終わりたかったので悔しい。1部は目標にしてきたので、次は強くなって帰ってきたい。

続きを表示

この記事のフォト

2012年4月22日のニュース