高橋成・トラン組　ミス連発で３位「全然、満足いかず」

＜世界フィギュアスケート国別対抗戦ペア＞フリーの演技中、ジャンプで転倒する高橋（左）右はトラン

フィギュアスケート　世界国別対抗戦最終日

（4月21日 東京・国立代々木競技場）
　ペアでＳＰ首位発進した高橋成・トラン組は、フリーでミスを連発して３位に終わった。３回転サルコーで２人とも転倒すると、３―２回転のコンビネーションでは高橋成が失敗。高橋成は「全然、満足のいく演技ができなかった」と唇をかんだ。

　世界選手権で日本初の銅メダルを獲得するなど躍進したペアだが、トランの国籍がカナダの現状では、１４年ソチ五輪には出られない。日本国籍取得には高いハードルがあるが、トランは今後、関係者との話し合いを進めていく。