山中が５安打完封　日立ソフトウェア今季初勝利

　日本女子ソフトボールリーグは２１日、兵庫・尼崎などで６試合が行われ、日立ソフトウェアが３年目・山中しほ（２０）の力投で大鵬薬品に３―０で完封勝ち。今季初勝利を挙げた。トヨタ自動車、デンソー、日立マクセルの３チームは開幕２連勝を飾った。

　山中が開幕戦サヨナラ負けの悔しさを完封勝ちで晴らした。相手を散発５安打に抑え「連敗はできないので、とにかく勝ててよかった。きょうは１点もやらない、という気持ちで投げました」と笑みをこぼした。

　今季は日本代表だったエース藤原が抜けたが、２戦目でその不安を一掃する安定感を披露。磯野監督も「山中はしっかり投げてくれた。まだ経験が足りないが、それも１試合ごとに成長していってくれるはず」と評価した。