日本、チームで五輪出場!ロンドンで5大会連続

[ 2012年4月22日 00:25 ]

チームで3位に入り五輪出場を決め、メダルを手に笑顔の日本

 シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪世界最終予選第4日は21日、同五輪会場の水泳センターでチームのフリールーティン(FR)を行い、日本はテクニカルルーティン(TR)との合計186・880点で3位に入り、5大会連続の五輪出場を決めた。小林千紗、乾友紀子(ともに井村シンクロク)ら9人が五輪代表に決まった。

 日本はデュエットの五輪出場も決めており、シンクロが五輪で採用された1984年大会からの全種目出場を伸ばした。

 1位はロシアで195・910点、2位はスペインで193・220点。TRで日本と3位に並んでいたウクライナは186・650点の4位で出場権を逃した。

 ▽小林千紗の話 気持ちを体で表現しようと必死に泳いだ。今まで以上にチームみんなが一つになっていた。

 ▽足立夢実の話 泳ぎ終わった直後から感動して泣きそうになった。大きなミスもなくリフトもちゃんと上がっていた。絶対五輪に出るという気持ちを忘れないで泳いだ。

 ▽花牟礼雅美チームリーダーの話 やったという気持ちだった。不思議なぐらいに絶対勝てると信じて選手を送り出した。みんな勢いよく最後まで泳いだ。

 ▽酒井麻里子の話 すごくうれしい。日本の応援団の方がすごく喜んでくれて、震えました。

 ▽井村雅代・元日本代表監督の話 ウクライナの美しさに対し、日本は力強さで押し切って勝った。情けない話だが、もし今回、五輪を逃せば出られるまで何十年もかかったでしょう。欠点はたくさんある。勘違いしないでほしい。(共同)

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