石津、古川らが五輪予選へ 16歳・鬼山は代表入り逃す

[ 2012年4月22日 18:11 ]

 アーチェリーのロンドン五輪最終予選を兼ねたワールドカップ(W杯)オグデン大会(6月・米国)日本代表最終選考会最終日は22日、東京都北区の国立スポーツ科学センターに新設されたアーチェリー場で行われ、男子は石津優(広島県協会)が3日間合計2015点で1位となり、1点差で2位だった古川高晴(近大職)とともに代表入りした。

 女子は蟹江美貴(ミキハウス)が1978点の1位、川中香緒里(近大)が1959点の2位でW杯代表入り。既に五輪代表に決まっている男子の菊地栄樹(エディオン)女子の早川漣(長崎・佐世保商高職)とともにW杯に出場し、3人の合計で争う団体で男女ともに3位までの五輪出場枠獲得を目指す。

 全日本連盟は出場枠を得た選手を五輪代表に決定する方針。男子で16歳の鬼山直也(山梨・東海大甲府高)はW杯代表を逃し、ロンドン五輪出場の可能性がなくなった。

 ▼古川高晴の話 全体の点数はまずまずだが、内容は良くなかった。代表に入ったからにはしっかり五輪の枠を取りたい。

 ▼石津優の話 最後まで気を緩めずに撃とうと思った。うれしいというより、気が抜けない。ここからが本番。

 ▼川中香緒里の話 ずっと緊張していたので、ほっとしている。昨年の世界選手権で悔しい思いをしたので、リベンジしたい。

 ▼蟹江美貴の話 (3日間で)体力的にもきつかったが、とりあえずうれしい。リズムを大事にして撃つことができた。

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2012年4月22日のニュース