宮里藍が今季初V!逃げ切ってツアー8勝目、賞金ランクも2位

[ 2012年4月22日 10:50 ]

ロッテ選手権で今季初優勝を果たし、トロフィーにキスする宮里藍

 米女子ゴルフツアーのロッテ選手権最終日は21日、米ハワイ州カポレイのコオリナGC(6421ヤード、パー72)で行われ、単独首位で出た宮里藍が4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算12アンダーの276で今季初優勝を果たした。

 宮里は4季連続の米ツアー優勝で、昨年7月のエビアン・マスターズ以来の通算8勝目。優勝賞金25万5千ドル(約2090万円)を獲得し、今季3勝のヤニ・ツェン(台湾)に次ぐ賞金ランキングで2位となった。

 4打差の2位はアサハラ・ムニョス(スペイン)とミーナ・リー(韓国)で、ヤニ・ツェンは通算4アンダーの10位だった。上田桃子は72にまとめ3アンダーの12位。金子絢香は79と崩れて67位だった。

 ▼上田桃子の話 風が吹いたりやんだりで難しかった。結果としては順位を上げられなかったけれど、この状況の中、イーブンパーで回れたことは大きい。自信になった1週間だった。

 ▼金子絢香の話 最終日に崩れて悔しい。地元なので友達がたくさん応援に来てくれたので、いいプレーをしたいというプレッシャーもあった。次は上位を狙いたい。

 ▼小林浩美・日本女子プロゴルフ協会会長の話 これまでは首位に並ばれるとスコアを落として抜かれる場面があったが、高い目標を持って練習し、自信をつけて踏ん張るパワーが強化されたように感じる。年間5勝した時よりもパワーアップしているように見える。この感じならメジャーも狙えると思う。

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