「新・山の神」柏原 社会人初レース13位にガックリ

[ 2012年4月22日 06:00 ]

男子1万メートルに出場し、13位でゴールした柏原

 陸上のGPシリーズ初戦、兵庫リレーカーニバルは21日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、箱根駅伝5区で4年連続区間賞の「新・山の神」柏原竜二(22=富士通)が1万メートルに出場。社会人初のレースだったが28分50秒97で13位に終わった。最初の1000メートルまで日本人トップに立つ積極性を見せたが、その後は先頭集団から遅れ「粘れなかった」とガックリ。次回は来月12日の「ゴールデンゲームズINのべおか」で、再度1万メートルの五輪参加標準記録A(27分45秒)の突破を狙う。

 また、男子マラソン代表に内定している山本も1万メートルに参加したが、トップから2周回遅れとなる29分50秒81で23位に終わり「情けない」と苦笑いした。先月のびわ湖毎日マラソンからようやく疲れが抜けてきたころで「スピードをつけるために心肺機能を高める」ことをテーマに臨んだが、記録は出なかった。今後は国内を中心に合宿を張り、今月末にはロンドンへ視察予定。「根本的な走力のベースアップをしたい」と話していた。

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2012年4月22日のニュース