光った終盤の強さ 宮里藍「簡単じゃない。長い一日だった」

[ 2012年4月22日 16:11 ]

ロッテ選手権で今季初優勝を果たし、歓喜のダンスを披露する宮里藍
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USLPGAツアー ロッテ選手権最終日

(4月21日 米ハワイ州カポレイ コオリナGC=6421ヤード、パー72)
 今季出場6試合目で初勝利を飾った宮里藍。終わってみれば4打差をつけたが、強い海風が吹く難しい条件で一時はムニョスらに並ばれる展開に「簡単じゃなかった。長い一日だった」と振り返った。

 終盤で強さを見せた。12番(パー3)の第1打がバンカーで“目玉”となり「砂が全然なくて、どうやって打とうかと思った」という2打目もグリーンをとらえられなかった。ダブルボギーもありえたピンチだったが、1メートルに寄せてボギーでしのぐと波に乗った。13番からの6ホールを、ボギーなしの3バーディーとするチャージでムニョスらを振り切った。

 2位に4打差で迎えた18番では、グリーン奥のバンカーから「ここまで来たらもう大丈夫」と3打目をぴたりと寄せて笑顔。ウイニングパットを難なく決め、母の豊子さんや上田らと抱き合って喜んだ。(共同)

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