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【白百合女子大学】12・11「津島佑子の世界~国際追悼シンポジウム~」開催

[ 2016年11月22日 05:30 ]

 白百合女子大学は12月11日に「津島佑子の世界~国際追悼シンポジウム~」を開催する。これは、同大1回生で、2月18日に亡くなった作家の津島佑子氏を偲んで実施するもの。同大出身の芥川賞作家・鹿島田真希氏ほか国内外の研究者、作家らが津島文学について語り合う。入場無料、要予約。

 津島氏は、白百合学園中学校・高等学校で学んだのち、白百合女子大学の英文学科を4年制の1回生として卒業した。

 1979年に刊行した「光の領分」で野間文芸新人賞を受賞後、「夜の光に追われて」で読売文学賞、「火の山―山猿記」で谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、「ナラ・レポート」で芸術選奨文部科学大臣賞、紫式部文学賞を受賞するなど、作家として高い評価を得た。

 89年にはフィンランドでの国際作家会議に参加。以後、世界各地で講演活動を行った。

 このたび、国際的に評価の高い津島氏を偲び、シンポジウムを開催する。その作品を広く顕揚するために、同大出身の鹿島田氏ほか国内外の研究者、作家らが「津島文学の原点」「津島佑子と21世紀の世界文学」などのテーマで語り合う。

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