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【東京理科大学】「坊っちゃん」ゆかりの地、松山市と連携協定締結

[ 2016年5月16日 05:30 ]

 学校法人東京理科大学(本山和夫理事長)は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」をゆかりとして、愛媛県松山市(野志克仁市長)と連携協定を締結する。これは、両者の魅力を発信していくことを目指すもので、6月2日に調印式および同大の秋山仁教授による記念講演会を開催する。また8月には子供向け科学体験イベントも開催する予定。

 「坊っちゃん」は松山を舞台にした小説で、主人公は東京物理学校(東京理科大学の前身)卒業という設定。漱石自身も実際に松山で教師生活を送ったことが知られている。また、漱石と同大創立者たちとの親交もあった。これにちなみ、同大では小説の主人公をモチーフとしたイメージキャラクター「坊っちゃん」とサブキャラクター「マドンナちゃん」を使用している。

 今年は漱石没後100年、来年は生誕150年を迎えることを記念して、同大は夏目漱石や小説「坊っちゃん」にゆかりの深い松山市と連携協定を締結。両者の魅力を発信していくことを目指し協力していく。これを記念し、講演会「秋山仁の坊っちゃん数学教室」も開催。坊っちゃんと同じく、同大卒業の数学者・秋山教授が数の面白さや不思議について講演する。

 また、8月20日には、松山市において小学生らを対象にした科学体験イベント「サイエンスフェアin松山」を行う予定。

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