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思い出の地で“雪辱”誓うザック監督「私は確信の男だ」

[ 2014年6月15日 05:31 ]

コートジボワール戦の前日記者会見をするザッケローニ監督。奥は長谷部

W杯1次リーグC組 日本―コートジボワール

(6月14日 レシフェ)
 ザッケローニ監督が母国と接戦を演じた思い出の地で“リベンジ”を誓った。レシフェは昨年6月の“プレW杯”のコンフェデ杯でイタリアと対戦した場所。3―4と敗れたものの、あと一歩のところまで追い詰めただけに、前日会見では「負けたから良い思い出とは言えないが、この4年でベストマッチの一つ」と振り返った。その上で「熟成度という点で(コンフェデ杯は)落第だった。でもチームはそれからこの1年でさらに成長した」と言い切った。

 コートジボワール戦に向けては「最も重要な一戦」と位置づけながらも、前回大会の初戦で敗れながら優勝したスペインを例に挙げ「負けても敗退するとは限らない」ときっぱり。屈強なコートジボワールのフィジカルに苦戦するのではないかとの見方には「我々次第。相手は我々の欠点を隠すような戦いをしてくるだろうが、選手はみんな状態はいい。最高の準備ができたと思う」と自信をのぞかせた。

 大会の目標を問われると「私は予告の男ではなく確信の男だ」と明言はしなかったが「ワクワクしている」と開幕を前に高まる心の動きを楽しんでいるかのようだった。

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2014年6月15日のニュース