川澄に大儀見も！なでしこメンバーが男子代表にエール

男子日本代表にエールを送った川澄

Ｗ杯１次リーグＣ組 日本１―２コートジボワール

（6月14日 レシフェ）
　ワールドカップ（Ｗ杯）初戦のコートジボワール戦に敗れたサッカー男子日本代表に、なでしこジャパンのメンバーがエールを送った。

　米プロリーグＮＷＳＬ、レインのＦＷ川澄奈穂美（２８）はこの日練習がオフで、「 Ｗ杯カップ４試合。見放題ではないか。アメリカに来て一番よかったことは、Ｗ杯を眠くない時間帯にしっかり観れること！移籍の決め手はこれでした！」と冗談めかしながら、全試合の観戦記をつづった。

　「 コロンビアは組織的なチームですね。得点後のダンスがみんな揃ってる！」「ウルグアイの後半ロスタイムのレッドカードに喝ッ！！」「イングランド対イタリアの感想は、両チームともよくサッカー知ってるなー、って」と各試合を振り返り、いよいよ４試合目は朝からずっとユニホームを着て待っていたという日本戦。１―２の敗戦に「ふぅー」とため息をついた。

　それでもすぐに気持ちを切り替え「日本人が！日本応援する私たちが落ち込んでてどーするんだ！！昨日も言ったけど負けは負け！！残り２試合もある！ポジティブに！可能性ある限り！前向いて！」と自身に言い聞かせるように日本代表へ声援を送り、「 前回優勝したスペインだって前回大会の初戦は敗戦でした。スイスに０：１で。覚えてます？可能性が０にならない限り、全力で応援！」と前向きな材料も示した。

　イングランド・スーパーリーグのチェルシーに所属する大儀見優季（２６）は妹の永里亜紗乃（２５）、フランス１部リーグ・リヨンの熊谷紗希（２３）とともに観戦。「ドログバが入ってから、コートジボワールの雰囲気が一気にがらっと変わった。同じような形で失点してしまったし、次に向けて切り替えて準備して欲しい！！」と次戦へ背を押した。