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コートジボワール指揮官「ドログバが出場してすべてが変わった」

[ 2014年6月15日 14:24 ]

途中出場したコートジボワールのドログバ(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグC組 コートジボワール2―1日本

(6月14日 レシフェ)
 日本に逆転勝ちしたコートジボワールのラムーシ監督は「我々は最初、集中力を欠いて失点してしまったが、そのうちにチャンスを作れるようになった。とにかくこのW杯ではいいスタートを切ることが重要だった」と語った。

 ラムーシ監督は「たやすい決断ではなかった」と語るが、この日は36歳のエース、ドログバ(ガラタサライ)をベンチスタートとした。だが0―1の後半17分に出場するとその2分後にボニー(スウォンジー)が同点弾、4分後にジェルビーニョ(ローマ)の逆転ゴールが決まった。

 ラムーシ監督は「ドログバが出場してすべてが変わった。スペースが作れるようになった」と語り「ドログバのような選手がいれば先発であれ、途中出場であれ試合を変えてくれる。彼は王者で我々は彼が必要だ」と褒め称えた。日本のGK川島も「ドログバが入ってくると、コートジボワールの選手たちに自信が戻った。確かに試合が変わってしまった」と語り、ドログバは「チームのために力を出し切った。勝てて最高だ」と晴れやかに笑った。

 これでコートジボワールは勝ち点3をマーク。19日(日本時間20日)の第2戦では同じく勝ち点3を挙げているコロンビアと対戦する。ラムーシ監督は「勝ててうれしいが、まだグループリーグ突破が決まった訳ではない」と次戦へ気を引き締めていた。

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