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日本 コートジボワールに逆転負けで黒星発進…本田先制弾も実らず

[ 2014年6月15日 11:52 ]

後半、コートジボワールのFWボニー(12)に同点ゴールを決められる(AP)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第3日は14日(日本時間15日)、1次リーグが行われ、C組の日本(FIFAランク46位)はレシフェでの初戦でコートジボワール(同23位)と対戦。前半に本田圭佑(ACミラン)のゴールで先制したが後半に2失点して1―2で逆転負けを喫し、黒星スタートとなった。

 前半立ち上がり、日本は相手の攻撃のしのぐ場面が多く、なかなかチャンスをつくれない。そんな状況を打開したのはエースの本田だった。前半16分、左スローインからDF長友佑都(インテル・ミラノ)が本田につなぎ、本田はペナルティーエリア左でワントラップすると左足でシュート。ゴール左に突き刺さり、日本はチームファーストシュートで先制点を奪った。

 日本は5分後、右サイドをオーバーラップしたDF内田篤人(シャルケ)がシュートを放つ場面もあったが、その後は再びコートジボワールのペース。それでもGK川島永嗣(Sリエージュ)の再三の好セーブもあり、1―0で前半を折り返した。

 後半もFWボニー(スウォンジー)、17分に途中出場したFWドログバ(ガラタサライ)にエリア内に攻め込まれるなど、コートジボワールの攻撃を日本がしのぐ展開が続く。ついに同19分、コートジボワールが試合を振り出しに。DFオーリエ(トゥールーズ)の右クロスにゴール前に走り込んだボニーが頭で合わせ、1―1の同点に追いついた。

 2分後、日本は同じような展開から勝ち越し点を許してしまう。オーリエの右クロスに反応したFWジェルビーニョ(ローマ)がヘディングシュートを放つと、ボールはゴール右に突き刺さり、2―1と試合をひっくり返した。

 日本は直後に1トップの大迫勇也(1860ミュンヘン)に代えて大久保嘉人(川崎F)を投入して打開を図ったが、決定的なチャンスをつくれず。ザッケローニ監督は残り5分で柿谷曜一朗(C大阪)をピッチに送り出したが、得点を奪えないまま試合終了のホイッスルを聞いた。

 日本は19日(同20日)の第2戦でギリシャと対戦する。

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