八代英輝弁護士 水原通訳の違法スポーツ賭博「悪質であれば逮捕も」「窃盗、横領あればそれも捜査対象」

[ 2024年3月21日 13:41 ]

八代英輝弁護士
Photo By スポニチ

 弁護士の八代英輝氏(59)が21日、TBSテレビ「ひるおび」に出演。ドジャース・大谷翔平(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたことを受け、見解を語った。

 21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズや米スポーツ専門チャンネル「ESPN」など複数のメディアが「巨額の窃盗の疑い」で水原氏が解雇されたと報じ、球団も認めた。ESPNによると、水原氏は「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーにギャンブルで借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」のが発端だったという。

 スポーツ賭博について、米国では2018年に各州の判断に任せると最高裁で決定。約40州で合法となり、スポーツ賭博市場が拡大したとみられている。ただ、米カリフォルニア州では依然、違法だ。

 八代氏は水原氏の今後について「もちろんカリフォルニア州でスポーツ賭博は違法ですから、取り調べの結果、悪質であれば逮捕ということも十分考えられる」と語った。さらに「大谷さんとの間でお金の窃盗、横領なりが実際にあるんだとしたら、そこも捜査の対象になると思います」とした。

 水原氏は「違法と認識していなかった」と語っているとされるが、八代氏は「違法の州というのはみんな知っているはずなんです。だから“違法と知らなかった”というのが通るかどうか」と指摘した。

 また「これだけの金額が膨らむまでの間には、いろんな種類の賭け事をやっているはず。総じて違法性の認識がなかったというのが通るかは、非常に苦しいと思う」と厳しい見方を語った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月21日のニュース