日テレ系ドラマ「筋トレサラリーマン　中山筋太郎」③　第1弾では「カンペ出るの？」も今や堂々の座長

“筋肉”仲間として共演する西川貴教（左）と座長のなかやまきんに君
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　芸人のなかやまきんに君（45）が28日放送の日本テレビ系ドラマ「筋トレサラリーマン　中山筋太郎」（後11・59）で筋トレが生きがいの会社員を演じる。これまで「仮面ライダーゼロワン」の腹筋崩壊太郎や「科捜研の女」の犯人役などを好演した俳優としての顔は必見だ。

　企画・プロデュースの読売テレビ・金井南燮（なんしょう）氏は昨年9月放送の第1弾の出演オファー時、本人が「本当に大丈夫ですか？」と言い、せりふ量の多さに「カンペ出るんですか？」と漏らすなど、初主演に不安げな様子だったと振り返る。

　当初は手探りでの撮影になるも、次第に芝居をつかみ始めたという。今回のきんに君について、金井氏は「自信満々の主役で臨んできました」と笑い「“筋肉”仲間役の共演者に“こうした方が筋肉がよく見えますよ”と助言もされてました」と座長ぶりも絶賛。また「やり過ぎにも見える表情や動きに引っ張られてか、共演者の演技も誇張気味で、それが面白いんです」と、その自信が現場に相乗効果を生んだようだ。

　第1弾放送後に「ジムで体だけでなく、顔も見られるようになってきた」と俳優としての自覚を表現していたというきんに君。第2弾放送後にはどうなってしまうんだい――。（続く）