林家正蔵 15歳で父・初代三平さんに弟子入りし親子の縁切られていた それでも最期は「一言だけ…」

[ 2024年2月28日 15:12 ]

林家正蔵(2018年撮影)
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 落語家の林家正蔵(61)が28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。父の初代林家三平さん(1980年死去、享年54)から親子の縁を切られていたことを明かした。

 初代林家三平さんを父に持ち、弟は二代目林家三平、長男は林家たま平、次男は林家ぽん平という正蔵について、司会の黒柳徹子は「1年に600回から700回の高座に上がり、満員御礼の人気を博している」と紹介した。

 2人の息子の話題から、黒柳は「息子さんとは弟子になった日から親子の縁は切ったっていう。それは本当なの」と質問。中学卒業後、15歳で父に弟子入りしていた正蔵は「はい。父がそうだったんです」と自身の経験について語った。

 「入門してすぐに内弟子制度っていうのがその時分ありまして。今は落語家さんのうちは通いがほとんどなんですけれども、今まで自分のうちなのに、自分の部屋から出ていかされて、お弟子さんと同じ部屋で修行をし始めたんです」と説明した。

 「ですから、亡くなるまで、本名では呼んでもらえなかったですね」と正蔵。「いまわの際、本当に最後の最後に。僕、(本名は)泰孝って言うんですけども。その時は“こぶ平”って言わなくて、“泰孝、お母さんを頼むよ”って最期に亡くなる前、その一言だけ本名で呼んでもらえました」と振り返った。

 「弟子入りしてからはもう全然本名では呼んでもらえなかったんです。ですからお袋孝行今もしております」としみじみと話した。

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