林家正蔵 15歳で父・初代三平さんに弟子入り「怖かった」「厳しい厳しい」回顧も「凄い人だなと」実感

[ 2024年2月28日 13:58 ]

林家正蔵(2018年撮影)
Photo By スポニチ

 落語家の林家正蔵(61)が28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。父の初代林家三平さん(1980年死去、享年54)について語った。

 初代林家三平さんを父に持ち、弟は二代目林家三平、長男は林家たま平、次男は林家ぽん平という正蔵について、司会の黒柳徹子は「1年に600回から700回の高座に上がり、満員御礼の人気を博している」と紹介した。

 「ご無沙汰ですね」と話すと、正蔵は「もう徹子さんとは長いお付き合いです」としみじみ。正蔵が小学校3年からの付き合いだとし「ですから50年以上」と声を弾ませた。

 黒柳が「私もあなたが落語やる人になるとは思わなかったですよ」と話すと、正蔵は「私もなるとは思わなかったです」と苦笑。「うちの父親の芸風があんまり好きじゃなかったんです。くだらないことばっかり言ってるんですもん。こんな大人になっちゃいけないなと思ってました」とぶっちゃけたものの、「ただ面白かったです」と懐かしそうに話した。

 それでも正蔵は中学卒業後の15歳の時に父に弟子入り。「怖かったです~」「高座で見ている父親とはまるで違います。厳しい厳しい」「粗相で物を忘れたり、落語がなかなか覚えられなかった時はとにかく怖かったです」と回顧し、「とにかく父親の元にいて、15で入って17の時にはもう54歳で父、他界しましたんで2年間しか」と振り返った。

 「ただ、うちの父親のカバン持ちをして、凄い人だなと思いました」と正蔵。「うちにいる父親と、弟子と師匠として見て、師匠の父親の凄さ高座の爆笑、めくりが返っただけでもって高座にいないのにお客さんがワーッって笑う。あの凄さに、一緒にカバン持ちで同じ楽屋にいられて袖でもって父親の高座を見ることができて、良かったと思いました」としみじみと話した。

 「残念ながらうちの弟は見ることができなかったんですけれども、私は2年間だけでも父親の姿を見られたんで、とってもこの商売は、人を笑わす商売って大変なことなんだなってそういう時に思いました」と続けた。

 

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年2月28日のニュース