林家正蔵 「なってほしくなかった」も長男、次男は落語家に 親子の縁切り、長男は「放り出しました」

[ 2024年2月28日 14:34 ]

林家正蔵(2018年撮影)
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 落語家の林家正蔵(61)が28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。29歳と27歳の2人の息子について語った。

 初代林家三平さん(1980年死去)を父に持ち、弟は二代目林家三平、長男は林家たま平、次男は林家ぽん平という正蔵について、司会の黒柳徹子は「1年に600回から700回の高座に上がり、満員御礼の人気を博している」と紹介した。

 黒柳が「あなたの息子さん2人も落語家の道に入ったんですって」と話を振ると、正蔵は「たま平、ぽん平、長男、次男ともはなし家になりました。なってもらいたくなかったんです」と意外な思いを打ち明けた。

 「私が、父がはなし家のうちに生まれ育った、だけれども、なんか世の中には他にもいいお仕事とかいい人生があるような気がしたんです」と理由を語ると、「だからせめてうちの息子は落語家にならなくてもいいと思ってました」と明言した。

 「会社勤める、絵を描く、音楽をやる、それこそどんな商売でも落語家以外の人生を歩んでもらったら、それもそれで面白いなと思ったんですが、徹子さん、2人共継いでしまいました」と正蔵。「すいませんでした。何がすいませんかよく分からないけど」と苦笑した。

 黒柳が「息子さんとは弟子になった日から親子の縁は切ったっていう。それは本当なの」と尋ねると、15歳で父に弟子入りしていた正蔵は「はい。父がそうだったんです」と自身も親子の縁を切られていたことを明かした。

 長男は現在一人暮らしをしているという。「うらやましいです」「一人暮らしをしたことがないんです。したかったです」と話したものの、長男については「私ができなかったもので、“一人暮らし、やってこい”ってうちからわざと出しました」と背中を押したと言う。

 「やはり自分でご飯が食べられるようにならないと、親のすねをかじっててはいけないって思いました。そこは親でも師匠でも助けられるもんじゃない。自分で稼ぐ分は自分で稼ぐんだっていうのを分かってもらいたくて。ちょっと放り出しました」と振り返った。

 「間違ってないですよね」と話すと、黒柳は「間違ってないと思います」と言い切った。

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