橋下徹氏 「安倍さんは国葬に値する」も「今回は反対です」理由を語る

[ 2022年9月2日 15:57 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が2日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。安倍晋三元首相の国葬をめぐり意見を述べた。

 岸田首相は8月31日の会見で、国民の間で開催の是非が割れている国葬について、安倍元首相の在任期間や日本経済や外交での業績などを挙げ「閉会中審査の形で私自身が出席し、テレビ入りで国葬儀に関する私の決断について質疑にお答えするという機会をいただきたい」とした。

 橋下氏は「僕は安倍さんは国葬に値するという立場ですが、今回の国葬には反対です」と自身の考えをはっきりと示した。

 理由として「やはり、基準がはっきりしていない。業績で国葬にするかどうかなんてやったら、日本の国が大混乱しますよ」と説明し「そりゃ、安倍さんの業績を評価している人もいる。僕もその立場ですが、そうじゃない人もいる。賛否がいろいろある中で、1人の国民を国葬にするというのであれば、業績じゃなくて、地位に基づいて首相という任務をされたら国葬にする(とルールを作る)。それだったら分かりやすい」と基準を設けた上で、安倍元首相を国葬にすべきとした。

 「首相を国葬にするんだったら、それは自分が支持する首相かどうか関係なく、アメリカがそうですけど、大統領は基本的に全員国葬ですから、全員国葬にするんだったら分かるんですけども、業績でやってしまうと大混乱だし、一時の感情であの時、国民の安倍さんを評価する声がすごい高かったから。そこでバーンと感情的にやると、旧統一教会の問題もそうですが感情でやるのはよくないですよ」と意見を述べた。

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2022年9月2日のニュース