「ちむどんどん」まさかの矢作さん配膳も…開店2カ月赤字 おでん屋の失敗再び?重子は味見抜いた?

[ 2022年9月2日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第105話。開店2カ月、閑古鳥が鳴く「ちむどんどん」(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第105話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第105話は、暢子(黒島)の沖縄料理店「ちむどんどん」がついにオープン。矢作(井之脇海)歌子(上白石萌歌)が良く働き、店は入れ替わり立ち代わりの大賑わい。初日は大盛況となった。雑誌「東洋グラフ」にも取り上げられ、暢子は「お客さんがまた増える」と喜ぶ。和彦(宮沢氷魚)の母・重子(鈴木保奈美)も店を訪れてくれる。良子(川口春奈)が取り組む「うまんちゅ給食」は2度目の挑戦。給食室には強力な“助っ人”が現れ…という展開。

 オープン初日を終えた夜。和彦は連載記事「沖縄文化の魅力に迫る!」が初掲載された雑誌を暢子に手渡し、喜びを分かち合った。

 矢作は妊娠中の暢子を気遣い「大丈夫か?おなかの子。ちゃんと気を付けてるか。それ済んだら座っとけ」。「オレは厨房から一切出ねぇ」と宣言していたが、暢子が作った沖縄そばを黙ってテーブルに運んだ。

 その後、重子と波子(円城寺あや)が来店。沖縄そばなどを食べたが、帰り際、「前に毎日届けてくれたお弁当の方が、今日のお料理より美味しかったような」(重子)「実は私もそう思いました」(波子)。暢子は「今日食べてもらった料理は、お弁当の時より東京の人の口にも合うように色々工夫していて」と反論したが、具材や味付けなどを凝りすぎたおでん屋修行時代と同じ失敗か。

 開店から2カ月が経とうとしていた頃、客は「まだゼロ」(矢作)。ついに赤字に転落した。

 第22週は「豚とニガナは海を越えて」(9月5~9日)。「ちむどんどん」は一体どうなる?

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