フジテレビ「純愛ディソナンス」自分なりの幸せ“令和の恋愛価値観”を提示

[ 2022年9月2日 05:30 ]

フジテレビ
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 フジテレビ「純愛ディソナンス」(木曜後10・00)は禁断の愛を描く物語。物語は2部構成で、1部は教師(中島裕翔)と生徒(吉川愛)の恋。2部では5年の月日が流れ、教師が妻帯者となって生徒の前に現れる。同局の月9に代表されるように恋愛モノはヒットドラマの“鉄板”だったが、昨今はただの恋愛を描くだけでは視聴者は満足しない。

 劇中では、配偶者がいながら別の異性との愛も肯定する「セカンドパートナー」。自分に合った恋人を見つけるための「マッチングアプリ」など、恋愛に関するさまざまな価値観が登場する。プロデューサーの森安彩氏は「一人一人が自分なりの幸せを見つける時代にいろいろな価値観を提示したかった」としている。

 物語はいよいよ佳境に突入。「ただの不倫ドラマがやりたいわけではなく、変わっていく恋愛観や幸福感を提示したかった。純愛と、そこに付随する“不協和音”は紙一重。いろいろな価値観を描きたい」。令和の時代の恋愛ドラマが視聴者の心にさまざまな音を奏でて響いていく。

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2022年9月2日のニュース