出川哲朗 上島竜兵さんに掛けたかった言葉「何やってんだ」「ごめんなさい」「ありがとう」「見てて」

[ 2022年7月27日 20:56 ]

出川哲朗
Photo By スポニチ

 お笑いタレント出川哲朗(58)が、27日放送のNHKドキュメンタリー番組「プロフェショナル~仕事の流儀~」(後7・57)に出演し、今年5月に死去したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さん(享年61)への思いを語った。

 ともにリアクション芸人としてしのぎを削る間柄だった。上島さんの突然の訃報に、出川は「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」とコメントを出していた。

 悲報から6日後、番組では出川のロケ現場に密着。ロケで冷えた体を風呂で温めてながら、出川は思い出話を始めた。「私が言ったのは、“芸人はシャワーの数だけ仲良くなれる”という(言葉)。前、私が言ったんですが、本当にその通りで、みんなで体張って、みんなでお風呂に入って、背中流し合って、“今日はよかったですね”、“また竜さん、今日もよかったですね”、“いやいや哲ちゃんの方こそ”なんて言って、背中洗い合ってる瞬間が一番、好きな瞬間なんですよね」と振り返った。

 別れの言葉も口にせず、この世から去ってしまった上島さんに、出川はかけたかった言葉を次々に挙げた。「“竜さん、何やってんだよ”。で、あと、“ごめんなさい”かな。それはね、気付いてあげられなくて」。流れ出る涙と鼻水を気にしながらも、「でも最後は“ありがとう”ですね。本当に。それしかないです。本当に。本当に切磋琢磨じゃないけど、俺にとっても上島竜兵、竜さんがいたことは間違いなくプラスになっているんで。って考えたらもう、“ありがとうございます”ですね、やっぱ。あと、“見てて下さい”だな」と、最後は前向きな決意を口にした。

続きを表示

2022年7月27日のニュース