工藤静香 17歳でも大人ファッションだったワケ「子供に見られるのがすごく嫌で」

[ 2022年7月27日 18:35 ]

歌手の工藤静香
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 歌手でタレントの工藤静香(52)が、27日放送の日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)のインタビューに答え、ソロデビューからの35年を振り返った。

 「おニャン子クラブ」に在籍していた87年、「禁断のテレパシー」でソロデビュー。「MUGO・ん…色っぽい」「嵐の素顔」「黄砂に吹かれて」など数々のヒット曲を生み出した。35周年を迎え、「35年という月日があっという間だった気がします」と話し、現状についても「全然想像してないです。今52ですけど、考えられませんでした」と率直な気持ちを語った。

 デビュー当時は17歳だったが、ひときわ大人びた雰囲気で多くのファンをとりこにした。「若いとか、子供に見られるのがすごく嫌でしたので、私服とかも肩パットのあるジャケットを着たり、一生懸命頑張っていたころがあった」と、ファッションの秘密を打ち明けた。

 CDのジャケット写真の髪形は、ほぼ「セルフプロデュース」だったという。特徴的だったのは、前髪などがアシンメトリー(非対称)のヘアスタイル。並べられたジャケット写真を目にしながら、「これ(『慟哭』)はヘアメークさんが付いていたんですけど、あとは自分だったと思います。なぜ片方の前髪を下げて、片方を上げたのか、すごく謎です」と笑った。

 まゆ毛にもこだわりが。「黄砂に吹かれて」の時は、まゆがまっすぐの1本線だった。「このジャケット写真の違いは、驚がくしてしまうくらい、眉毛を初めてそったんですよ。一の字になっているんですよ」。一方で「Blue Rose」では、半円のような曲線だった。「『Blue Rose』でギャン!というまゆ毛にしたんですよね。こんな自分をアレンジしたいとか、常にクリエートしたい自分がいたので」と振り返った。

 節目を迎えた今年、初のセルフかバーアルバム「感受」をリリースした。「どれか一つ保てるよと言われたら、迷わず“声”って言いますね。容姿とかはしょうがないですから。声を保っていければ歌えるかなと思いますね」と、歌への強い思いを口にしていた。

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2022年7月27日のニュース