夢グループ社員で歌手の小牧勇太 41歳の遅咲きデビューに「ここからがスタートライン」

[ 2022年2月28日 22:44 ]

夢グループ社員でメジャーデビューを果たした小牧勇太
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 橋幸夫(78)らが所属する芸能事務所「夢グループ」の社員で、3月2日発売のシングル「母は海」でメジャーデビューする歌手の小牧勇太(41)が28日、都内で取材会を行った。

 23歳の時に歌手を夢見て石川・金沢から上京。内装業やしじみラーメン屋の店長、バーテンダーなどさまざまな職を転々とし、2017年に夢グループに入社した。事務作業を行う傍らで橋のマネージャー、さらには橋のツアーの前座として歌うなど歌手としての修行も重ねてきた。ようやく掴んだ41歳での“遅咲き”デビュー。「上京したての夢が忘れられず、親からは“あと2年でだめなら…”という話もされていた。ここからがスタートライン。新人賞を狙って頑張ります」と力強く語った。

 1メートル81の高身長に、高校1年生の時から貫いてきたリーゼントヘアが特徴。毛筆五段、硬筆三段の腕前を持ち、デビュー曲の題字も自筆だ。さらには空手黒帯の実力者。聞けば聞くほど多彩な才能を持ち合わせている。今後は会社員と歌手の二足のわらじを履いて活動を行う。

 デビュー曲は2020年12月に他界した作曲家の中村泰士さんの遺作。責任も大きい。「先生が亡くなる1、2カ月前に聴いた曲で、先生から“これでいこう”と言われたのも(亡くなる)2週間前。遺志を継いで、一生懸命歌っていきたい」と決意を口にした。

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2022年2月28日のニュース