フジ解説委員・風間晋氏 一時消息不明の彭帥、北京五輪開会式に登場可能性に「中国はリスクを冒さない」

[ 2022年2月4日 10:13 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が4日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。同日に行われる北京五輪の開会式に、中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白後、一時消息不明となった同国の女子テニス選手、彭帥(ホウ・スイ、36)が登場する可能性が専門家の間で取りざたされていることに言及した。

 現代中国の政治などを専門とする大阪工業大学工学部教授の川田進氏によると「開会式の会場のどこかにいる可能性はある」という。中国は新疆ウイグル自治区などの人権問題で国際的な批判を浴びており「開会式に登場させるメリットは大きい」と指摘する。彭帥は昨年11月にSNSで告白後、行方不明となり世界中は騒然。心配が広がる中、バッハ氏は彭帥とビデオ通話をして安否確認を行ったと発表。強引に五輪開催に向け、騒動の火消しに走ったとして批判された。バッハ氏は3日、北京でのIOC総会後に会見し、彭帥と北京冬季五輪期間中に会談すると明らかにしている。

 風間氏は「僕は個人的には、そりゃないだろうなっていうふうに思っているんですね」と言い、「全くの推測ですけど、おそらく彭帥さんは、正しい行いとか振る舞いとかについて当局から、がっつりと再教育されていると思うんですね。ただ実際に開会式の時、いざ点火っていう時に、不自然な間とかがあったら、それはやっぱり何か強制されているんじゃないかとか、本人の意思じゃないんじゃないかってまた必ず言われますよ。そういうリスクを中国は冒さないと僕は思っています」と自身の見解を述べた。

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2022年2月4日のニュース