ネタ枯渇 天津木村が芸人のプライド捨てお願い「ネタを下さい」

[ 2020年4月20日 18:32 ]

天津木村
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 お笑いタレント・天津木村(43)が自身の公式YouTubeチャンネルで、十八番のエロ詩吟のネタがなくなったことを報告し、ファンに「ネタを下さい」と異例のお願いをした。

 07年に詩吟と下ネタを掛け合わせたエロ詩吟で大ブレークし、決めぜりふの「あると思います!」が09年の新語・流行語大賞にノミネートされるなど、一大ブームをつくった木村。しかし、それから10年以上がたって、ついに吟じるネタが尽きてしまったという。17日に投稿した動画では、「2007年以来、12年、13年、たくさんエロ詩吟を作って参りました。しかし、先ごろ、その泉が枯れました。ひとつもエロ詩吟が出てきません」と報告。さらに、「皆さんにお願いがあります。エロ詩吟を下さい!皆さん、エロ詩吟を考えて、僕にエロ詩吟を下さい!」と、真剣な表情で訴えた。

 木村のYouTubeやツイッターなど、SNSでネタ募集を始めた。条件は「3節で作ること」、「直接的な性的言葉を避けること」、「人を傷付けないこと」の3つ。「僕がその中から、これいただきたいなと思ったやつを、このYouTubeチャンネル内で吟じ上げます。その瞬間、そのエロ詩吟は僕のものとなります。『それでもいいよ』、『そんなのにも協力してやろうじゃないか』という心優しき人がおられましたら、ぜひエロ詩吟を送っていただきたいと思います」と懇願した。

 芸人のプライドを捨てたなりふり構わぬお願いに、ファンも賛同してくれたようで、木村は20日の投稿動画で早くもネタが届いたと報告した。「総数なんと52個のエロ詩吟をいただくことができました。本当に皆さん、ありがとうございます。男性、女性、いろんなエロ詩吟を送っていただきました」と頭を下げた。

 動画ではさっそく気に入ったエロ詩吟を吟じたが、ステージと比べて声は抑えめ。自宅で撮影していたようで、「『ちょっと声張ってないやんけ、木村』と思われるかもしれませんが、壁を隔てた向こうで、嫁がミシンをしています。そして娘たちがゲームをしています。なので、この声の張り方が限界でございます」と事情を説明した。

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2020年4月20日のニュース