NHK「おはよう日本」“隔週ローテ”に 感染でメイン不在防止へ高瀬アナと桑子アナが週替わり担当

[ 2020年4月20日 06:10 ]

高瀬耕造アナ
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 NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」(月~金曜前4・30、土曜前6・00、日曜前7・00)で20日、平日午前6、7時台のキャスター2人のうち、高瀬耕造アナウンサー(44)が登場。桑子真帆アナウンサー(32)に代わって今週は中山果奈アナウンサーがキャスターを務めた。

 高瀬アナと桑子真帆アナ(32)が担当の時間帯だが、NHKは17日、キャスター1人が万が一、感染した場合、全員が濃厚接触者になることを避けるため“班分け”することを決定。20~24日は高瀬アナ、来週27日~5月1日は桑子アナが担当する。

 番組冒頭で午前5時39分ごろに岩手県や宮城県で発生した震度4の地震ニュースを報道した後、高瀬アナが゜今日から新型コロナウイルス感染予防のため、キャスターの体制を変更しました。週替わりでお伝えすることとし、今週は私、高瀬と中山アナウンサーでお伝えしていきます」と説明した。

 テレビ朝日「報道ステーション」で12日、キャスターの富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルスに感染したことが発表され、富川アナとコンビを組むフリーの徳永有美アナ(44)も濃厚接触の疑いがあるため自宅待機となったことが各局で大きな衝撃として受け止められていた。
 
 NHK関係者の間では「富川アナの感染は人ごとではない。報ステのようにメイン2人を同時に欠くことはしたくない」との声が出ていた。

 桑子アナは3年間出演した「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・00)を3月27日に卒業。新年度のスタートに合わせ、同30日から「おはよう日本」に異動したばかり。“朝の顔”として早くも好評で、番組後に放送が始まる朝ドラに関して高瀬アナとやりとりする姿に「ほっこりする」という視聴者も多い。

 NHK広報は「富川アナの感染が確認される以前から、しっかりと新型コロナ対策は実施、検討しています」とした。

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