岡田晴恵教授 緊急事態宣言期間延長の要否に「現実的に5月、6月の解除は難しいと思う」

[ 2020年4月20日 10:07 ]

テレビ朝日の社屋
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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が20日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言の期間について言及した。

 安倍晋三首相は17日夕、官邸で記者会見し、5月6日までとなる緊急事態宣言の期間の延長の要否は専門家の提言を踏まえて判断するとしているが、岡田教授は「現実的に5月、6月の解除は難しいと思う。出すよりも解除する方が難しい」と指摘。

 その上で「7月くらいになって気温と湿度が上がって落ちてくるにしても多分、秋冬気温が下がってくる10月、11月に第2波が来る可能性がある。ですからそれまでの間にそれだけの医療の準備と薬の準備とワクチンは難しいにしても、そういう対策を打っていくということで健康被害と経済被害を抑える、そういう政策になると思います」と話した。

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