フジ幹部 村田勝利の瞬間CMは不可抗力 今後は「考えていかないと」

[ 2017年10月27日 16:44 ]

フジテレビ
Photo By スポニチ

フジテレビは27日、東京・台場の同局で定例会見を行い、22日放送のボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦「エンダム×村田諒太」(後8・14〜同9・30)で、村田が勝利した瞬間、CMに入っていたことで、SNSなどで批判の声が出たことについてコメントした。

 試合は同局が生中継していたが、7回終了後にTKOで村田の勝利が決まったため、7回終了後のCMが明けた瞬間、すでに村田は勝利しており、ネット上では「ちょっと、何があったの?」「えっ?CM明けたら村田が勝ってた…」などと戸惑いの声が続出していた。

 編成統括局長の石原隆取締役(57)は「その(勝利の)瞬間はCM明けで、本編になった時に視聴者の方は何が起きたんだ?となってしまったかもしれない」と状況を振り返り、「僕らがこういうことを言っちゃいけませんが」と前置きしつつも「不幸な感じだったと感じました」と不可抗力だったという見解を示した。

 「ただ、こういうことは今後も起こりうること」としたうえで、「それを解決する方法を何かないものかと、考えていかないとならないと思う。CMだけでなく、スポーツの決定的瞬間を取りこぼさないようにしていく仕組みや演出をもう一回、スポーツだけではないが、制作サイドと話を進めていきたい」と改善していく意向を示した。

続きを表示

2017年10月27日のニュース