橋下徹氏、自身のツイッター術明かす「一般の人には誹謗中傷しない。そこが鉄則」

[ 2017年10月27日 09:30 ]

「橋下徹の即リプ!」に出演した橋下徹氏(C)AbemaTV
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 前大阪市長の橋下徹氏(48)が26日、AbemaTV「橋下徹の即リプ!」(木曜後10・00)の初回放送回に生出演した。世間の様々なツイートに直接リプライ(返信)するSNSを使った新しい討論番組で、橋下氏は生放送終了後に取材に応じ、初回の放送を振り返った。

 番組では橋下氏が問題視した、日本維新の会の丸山穂高氏(33)のツイート内容や、尊敬するタレントの故やしきたかじんさんとの思い出などについて触れ、“やしきたかじんさんの曲で好きな曲を教えて下さい”というツイートには「やっぱ好きやねん、あんた、東京。」と反応。“国会議員として政治家・橋下徹が生き返る事はありませんか?”という政界復帰を望む声には「ほんまに腹立ってどうしようも、もう誰もやってくれへんって話になれば、またそこで燃えるかもです!」と返信するなど、「即リプ」というコンセプトに合わせて本音をさらけ出した。

 初回放送を終えての感想を聞かれると「こんなので良かったのかな?見てもらう人の判断ですね。お酒飲みながら喋ってツイートしている感じでしたので」と振り返り、ネットテレビの特長について「良い部分は双方向。反応がダイレクトなのがいい。これからの時代は双方向になるんじゃないですかね。今までのテレビは一方的でしたから。一方的に発信するのではなく、反応を見ながらこっちも考える。政治をやっているときの感覚に近かったです」と語った。

 自身のツイッターは200万人を超えるフォロワーがおり、大きな発信力を持っている。ツイッターをする上で心掛けていることは「一般の人には誹謗中傷をしない。そこが鉄則。ののしる相手は力を持っている相手。メディア、政治、メディアを通じて発信してくる有識者に対してはガンガンやります。一般の人を相手にやると失敗することが多いと思う」と明かした。

 ツイッターのデメリットを聞かれると「ポンッと押した瞬間に発信されてしまうこと。あっという間に拡散、拡散。ミスが許されない。ツイッターは投稿する時に2度確認できるようになるといい。1回押して、もう一度“これでいいですか?”というメッセージが出れば、投稿で失敗することはなくなると思う」と話してから、「でも、それじゃあ世の中面白くないよね(笑)。失敗するツイートが面白いですからね。やっぱり投稿に緊張感があって、炎上するつぶやきも出るのが、いいのかもしれませんね。ワンプッシュ投稿がツイッターの悪魔的な部分ではないでしょうか」と“危うい”魅力を説明した。

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2017年10月27日のニュース