鶴瓶 春之輔イジり「あんたが名乗る前に笑福亭春団治を名乗る」

[ 2017年2月27日 05:30 ]

三代目桂春団治一周忌追善公演で口上を述べる、四代目襲名の決まっている桂春之輔
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 昨年1月に心不全のため85歳で死去した故三代目桂春団治さんの一周忌追善落語会が26日、大阪松竹座(大阪市中央区)で開かれ、2日に来春の四代目春団治襲名を発表した桂春之輔(68)が笑福亭鶴瓶(65)の“イジり”を受けた。

 春団治さんの形見分けの帯を着けて登場した鶴瓶は、墓参りの際に春之輔が師匠の墓の場所を迷ったことや、交通事故で運ばれた病院で命を救ってくれた医師の名を忘れていたことを挙げ、「あの人はアホ」と連呼。「僕は(襲名に)反対。あんたが名乗る前に俺が笑福亭春団治を名乗る、と言ってる」と話し、爆笑を誘った。春之輔は「鶴瓶の発言はほぼ合ってるが、医者の名前を忘れたのは真っ赤なウソ。のっけから覚えてまへんねん」と言って、沸かせた。

 口上では筆頭弟子・桂福団治(76)が「あの世で師匠が喜んでくださるよう一門で協力し芸道に精進する」と誓った。

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2017年2月27日のニュース