武井咲 大ベテラン三田佳子との共演に「とにかく緊張」も成長実感

[ 2016年11月29日 17:41 ]

NHKの時代劇「忠臣蔵の恋」試写会に出席した(左から)三田佳子、武井咲、福士誠治
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 NHK総合で放送されている土曜時代劇「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣」(土曜後6・10)の第11回分(全20回)の試写会が29日、東京・渋谷の同局で行われ、初共演となった主演の武井咲(22)と三田佳子(75)が互いの印象などを語った。

 武井は「三田さんとは初めて。とにかく緊張しました。ご迷惑をおかけしました」と大ベテランとの共演を振り返った上で、「まねをさせていただくことがたくさんあって、お芝居のことでもお言葉をいただいて、心強く撮影できました」と成長を実感した様子。

 対する三田は「咲ちゃんのことは遠くから見ていました。魅力的なお嬢さんが俳優になったんだなあと思っていました」と、女優としての素質を評価。「ご一緒してみて、そんなこと(共演)が起きるんだなあと思いました。(武井は)集中力があります」と話した。

 武井が演じているのは、浅野家・江戸上屋敷の奥女中だった勝田きよで、三田はその叔母役。きよが浅野家の家臣だった恋人の礒貝十郎左衛門(福士誠治)らのため、殿の無念を晴らす家臣たち=赤穂浪士を支えようとする物語。それは最愛の人との別れも意味しており、第11回では、討ち入りに向かって新しい展開を迎える様子が描かれる。三田は武井に「魅力的なふっくらとしたつぼみを開いてほしい」と役に重ねながらエールを送った。

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2016年11月29日のニュース