「とと姉ちゃん」自己最高24・6% 前日最低タイから超V字回復!

[ 2016年4月28日 10:05 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第21話が27日に放送され、平均視聴率は24・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。第16話(21日)の24・4%を0・2ポイント上回り、自己最高を更新した。

 26日に放送の第20話は平均視聴率が20・7%と自己最低タイだったが、一日で超V字回復を見せた。第21話は高畑演じる主人公・常子がピンチとなった場面で終わり、第22話は常子の取った行動を住み込み先の大女将が褒め称えるという内容だった。視聴者がストーリーの展開に満足したことで視聴率も伸びた形となった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(40)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第21話は、弁当を間違えて配達した常子(高畑充希)と鞠子(相楽樹)、君子(木村多江)は、店の味と信用を守るために客を一軒一軒謝罪して回る。途中、長谷川(浜野謙太)から慰めの一言を聞いた常子は、高い弁当を配った客にも謝って回る。不思議がる客たちをよそに、まつ(秋野暢子)は、その心意気を褒める。それを知った滝子(大地真央)は、常子を後継ぎにしたいという思いをますます強くする…という展開だった。

続きを表示

2016年4月28日のニュース