元ベイビーギャング・北見被告に実刑「相方やファンを裏切った」

[ 2016年4月28日 10:19 ]

 無免許運転をしたとして道交法違反罪に問われた元お笑い芸人北見寛明被告(32)に東京地裁は28日、懲役4月(求刑懲役7月)の実刑判決を言い渡した。約3年前にも無免許運転で有罪判決を受け、執行猶予中だった。

 被告はお笑いコンビ「ベイビーギャング」として活動。今年1月に道交法違反容疑で逮捕されたが、過去の有罪判決も含め事務所に報告していなかった。所属元のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは4月15日に契約を解除した。

 弁護側は判決宣告を前に被告人質問を求め、北見被告は契約解除について「罪の重さを考えれば仕方がない。相方やファンの皆さんを裏切り、反省している」と述べた。

 判決理由で田中結花裁判官は「2013年に免許取り消し処分を受けた後も複数回運転していた。交通ルールを守る意識に問題がある」と指摘した。判決によると、1月22日午前0時半ごろ、東京都杉並区和泉1丁目で乗用車を無免許で運転した。

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2016年4月28日のニュース