「世界ふしぎ発見!」30周年に徹子感慨、パーフェクト秘話も披露

[ 2016年4月28日 18:37 ]

TBS「世界ふしぎ発見!」放送30周年で会見を行った(左から)野々村真、黒柳徹子、草野仁、出水麻衣アナウンサー

 TBS「世界ふしぎ発見!」(土曜後9・00)が放送30周年を迎え、司会・草野仁(72)や解答者の黒柳徹子(82)ら出演者が28日、都内で報道陣の取材に応じた。

 同番組は「歴史と遊ぶ」をコンセプトに、宇宙の誕生から人類の未来まで歴史と人々の営み、知られざる絶景など紹介。30日の放送分で1393回を数える。草野は「番組は10年続けば大成功だと思いますが、30年経過しました。本当に幸運なことで、放送人としてこの上ないすばらしいこと」と喜んだ。黒柳は「この番組に出るまで、クイズ番組に出たことがございませんでした。でもこの番組はクイズというよりは歴史を勉強する番組だと言われて、歴史を勉強するまでは死ねない!と思ってたのでお引き受けしました」と出演当時を振り返った。

 黒柳は現在217回のパーフェクトを誇るが「3択ができないんです」と告白。「自分で考えるのはまだできるんですけど。それからパーフェクトがに出にくくなった。本当に3択(問題)を入れられたのはショックです」と肩を落とした。

 また黒柳は約1週間前に伝えられる次回のテーマについて、本を何冊も読んで番組に臨む勉強家。しかし「昔はジャンヌ・ダルクならジャンヌ・ダルクって教えてくれてたのに、人間の面白い部分は私がすぐ覚えてしまうことを知ったスタッフが(出題のテーマについて)アバウトなことしか教えてくれなくなった…」とチクリ。だが、「“クリミア戦争”がテーマの時に、ナイチンゲールについて調べて行ったら当たった。山かけが当たった時はうれしい」と笑顔を見せたが「最近山かけもあたらなくなりました」と嘆いた。また音楽家をテーマにした際、モーツァルトの本を15冊も読んだことを明かし「だからお嫁にいけないんです。デートもいけない」とこぼし、報道陣の笑いを誘っていた。他に野々村真(52)、出水麻衣アナウンサー(32)が出席した。

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2016年4月28日のニュース