プリンスさん遺体に鎮痛剤と米報道、急死との関係捜査

[ 2016年4月28日 23:40 ]

 米CNNテレビは28日までに、57歳で急死した人気歌手プリンスさんの遺体と自宅から鎮痛作用のある薬剤オピオイド(医療用麻薬)が見つかったと伝えた。捜査当局者の話としている。

 自宅がある米中西部ミネソタ州の司法当局は、遺体を解剖するなどして死因特定を急いでいる。米麻薬取締局(DEA)にも協力を要請しており、オピオイドと急死の関係も調べているとみられる。結果判明には数週間かかる可能性があるとしている。

 プリンスさんは死亡する約1週間前、訪問先からミネソタ州に戻る際に体調を崩し、搭乗機が緊急着陸した。プリンスさん周辺はインフルエンザが原因だったと説明したが、捜査当局者は鎮痛剤の過剰摂取で治療を受けていたとしている。(共同)

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2016年4月28日のニュース