是枝監督「海街diary」カンヌ出品、4作目のコンペ参加

[ 2015年4月17日 05:30 ]

カンヌ出品が決まった「海街diary」の是枝監督(中央)と左から夏帆、綾瀬はるか、一人置いて長澤まさみ、広瀬すず

 5月13日に開幕する第68回カンヌ国際映画祭の出品作が16日に発表され、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に是枝裕和監督(52)の「海街diary」(6月13日公開)がエントリーされた。

 吉田秋生さんの人気コミックの映画化。異母妹を迎えて共同生活を始めた4姉妹が本当の家族になっていく1年間の物語。長女を綾瀬はるか(30)、次女を長澤まさみ(27)、三女を夏帆(23)、そして四女を広瀬すず(16)が演じている。

 是枝作品のコンペ参加は4作目で、審査員賞を受賞した「そして父になる」以来2年ぶり。綾瀬は「海外の皆さんにもぜひたくさん見ていただきたい」、長澤は「日本女性の美しさや強さを見てもらえるとうれしいです」、夏帆は「とても光栄に思っています」、そして広瀬は「今、正直オドオドしています」と、それぞれ喜びのコメントを寄せた。4人とも映画祭に参加の予定だ。

 一方、渡辺謙(55)出演の「ザー・シー・オブ・ツリーズ」(監督ガス・バン・サント)も出品が決まった。

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2015年4月17日のニュース