古賀氏が批判 自民のテレビ局聴取「明らかな放送法違反」

[ 2015年4月17日 05:30 ]

古賀茂明氏

 テレビ朝日「報道ステーション」で官邸からの“圧力”を訴えた元経産省官僚の古賀茂明氏(59)が16日、都内の日本外国特派員協会で会見し、自民党がテレ朝とNHKから番組内容の聴取を行うことについて「政府として手続きを踏まず、党として放送内容に口を挟むのは明らかな放送法違反」と批判した。

 聴取対象は「報道ステーション」とNHK「クローズアップ現代」。古賀氏は「政府が圧力をかけ放送局が自粛する」という構造があると持論を展開し、その根っこは「局の放送免許は総務省という政府が管轄しているから」と主張。一方で外国メディアから「あなたは元官僚で年金をもらっているが、あまり政府批判すると年金が止まるのでは?」と質問され、苦笑していた。

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2015年4月17日のニュース