遅咲きの雪組新トップ壮一帆 「披露公演」に感無量

[ 2013年2月5日 08:11 ]

 入団17年目の遅咲きの大輪、宝塚雪組新トップ、壮一帆が4日、中日劇場でトップ披露公演「若き日の唄は忘れじ」(5日開幕)の舞台稽古に臨んだ。

 「若き日―」は藤沢周平原作「蝉しぐれ」の舞台化で、宝塚では18年ぶりの再演。壮は音楽学校時代に同劇場で上演された星組公演を観劇しており「大好きな作品。まさかトップ披露として再演させていただけるとは」と感無量。思いを込めて主人公の文四郎を熱演した。相手役のふくに扮した娘役トップ、愛加あゆとの新コンビも息ぴったり。2人が再会するラストシーンを情感豊かに盛りあげた。公演は「Shining Rythm!」と2本立てで28日まで。

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2013年2月5日のニュース